だれが「猫 ポストカード」を殺すのか

猫夢ポストカード ＜夏目漱石の植物と猫たち＞シリーズよりセレクトした5枚セット。

シリーズ【2】も登場し、全10種になりました。

それぞれのお花の花言葉と物語を添えて・・ いうまでもなく『吾輩は猫である』の作者であり、日本の猫文学のトップに立つ夏目漱石。

当時の猫の飼い方は、現代のペットとの関係とはちょっと違っていたであろうと思われますが、猫あるある行動の細かい描写や語り口には頷いてしまうところも多々あり、今のように愛情にとっぷり浸かるのでなく、少し突き放して猫にクリティカルな人格を与えたところが、きっと作品の魅力となっているのでしょう。

ちなみに『吾輩は猫である』の主人公である猫がどんな猫だったのか、諸説をまとめてみると「波斯産の猫のごとく黄を含める淡灰色に漆のごとき斑入の…」すなわち黒い虎斑のある、全体的に黒っぽいブルースモークの縞猫というのが近いようです。

猫のみならず、俳人でもあった漱石は植物への関心も非常に高く、作品に登場する植物は150を超えるといわれ、その表現の感性にはあらためて驚かされます。

明治の男性がこうも美しく花々を表現していたのですね。

104×148ミリ ポストカード5枚セット シリーズ【1】 ・松「吾輩は猫である」より ・虞美人草「虞美人草」より ・鈴蘭「それから」より ・白木蓮「草枕」より ・朝顔「俳句集」より シリーズ【2】 ・百合「夢十夜」より ・木瓜「夢枕」より ・菫「正岡子規へ送りたる句稿」より ・ヘリオトロープ「三四郎」より ・鷺草「虞美人草」より ※この商品はクリックポスト便送付で送料無料となっております。

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